辛口な独紙がドルトムント香川にまたも屈服! 「感銘的な序盤」「一流!」

「小さな日本人はトップフォームにいる」

 香川は採点(1が最高、6が最低)ではチームで2番目の高得点となる2点をゲットしている。最高点は2得点を決めたFWオーバメヤンの1.5点。MFムヒタリアンらと並び、チーム2位タイの高評価となった。

「小さな日本人はトップフォームにいる。ヴォルフスブルク相手に感銘的な序盤でアピールした。自分自身で先制点を決め、2点目はお膳立て。一流!」

理不尽なほどに厳しいレビューと採点を続けてきた同紙は、20日のヘルタ戦で3得点に絡む活躍で勝利に貢献した香川を、久しぶりに称賛していた。そして今回、リーグ戦7試合5得点という好調ぶりによって、香川は同紙を「トップフォーム」「一流」と屈服させるに至った。

チームも後半14分にMFロイスが追加点を奪い試合を決定づけると、終盤には右足指の剥離骨折から復帰した途中出場のFWオーバメヤンが2得点を決め、最終的に5-1で圧勝。この日、首位バイエルンはボルシアMG戦で1-1のドローに終わっており、奇跡の逆転優勝に可能性を残した。ポカール決勝でもバイエルンと戦うドルトムントを、”一流の男”香川が力強くけん引する。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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