南野へ「12億円のオファー」 リバプールMFとの“ダブル獲り”の可能性に英注目

レンタル中のMF南野拓実とリバプールMFジェルダン・シャキリ【写真:Getty Images & AP】
レンタル中のMF南野拓実とリバプールMFジェルダン・シャキリ【写真:Getty Images & AP】

MFシャキリとともに今夏セビージャ移籍も? 英紙指摘「入札があれば提案は試される」

 スペイン1部セビージャは、日本代表MF南野拓実(サウサンプトン)の獲得に依然として関心を示しているようだ。英メディアの報道によると、リバプールで控えに甘んじているスイス代表MFジェルダン・シャキリとの“両獲り”を画策しているという。

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 今冬にプレミアリーグのリバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍した南野は、新天地でリーグ6試合2ゴールをマーク中。レンタル期間は今季いっぱいまでとなり、来季はリバプールでのプレーが基本線とされているが、セビージャが今夏の獲得に関心を示しているとも報じられている。

 来季の去就が注目されるなか、英紙「メトロ」はセビージャが引き続き、南野の獲得に関心を示している事実とともに、リバプールでレギュラーの座を確保できていないMFシャキリとの“両獲り”の可能性に言及。南野はサウサンプトンで結果を残してきたとはいえ、リバプールに復帰するかは不透明で、セビージャはこの状況を最大限に利用しようと考えていると指摘している。

 さらに同紙は、スペイン紙「LA RAZON」で報じられた内容を基に「セビージャはシャキリには1300万ポンド(約19億円)、南野には850万ポンド(約12億円)のオファーを出すとのことで、これはリバプールが両選手に支払った金額に非常に近いものだという」と、具体的な金額に触れながら報道。「リバプールのボス、ユルゲン・クロップは、南野をアンフィールドでの『長期的なプロジェクト』と表現しているが、入札があればこの提案は試されることになるだろう」と、移籍実現の可能性を指摘した。

 サウサンプトンでは出番を掴み、徐々にフィットしつつある様子を窺わせている南野。今夏に向けた去就動向には、今後もしばらく注目が寄せられそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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