C・ロナウドがCL準決勝で復帰へ テニス界のスーパースターも受けた“幹細胞治療”とは!?

画期的な治療法

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは現在、右太もも裏の負傷で戦線離脱中だが、5月4日のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦のマンチェスター・シティ戦での復帰に向けて幹細胞治療という特殊な治療法によって早期復帰に近づいているという。英地元紙「サン」が報じた。

 C・ロナウドは21日に行われた第34節のビジャレアル戦(3-0)でオーバーヘッドキックを敢行し、右太もも裏を負傷。24日のラージョ戦(3-2)や26日のシティとのCL準決勝第1戦(0-0)を欠場していた。

 30日に行われる次節レアル・ソシエダ戦は欠 場となる見込みだが、来月4日に予定されているシティとのセカンドレグでの復帰を目指してリハビリを行っている。

 そして、ロナウドは復帰に向けて「幹細胞治療」を行うことになっているという。これは、テニス界のスタープレーヤー、ラファエル・ナダルが膝を負傷した際に用いた治療法で、血液や骨髄などから健康な細胞を採取し、静脈注射で体内に戻すことで負傷箇所の回復スピードを早めるもの。

 レアルにとって今季公式戦44試合47得点、CLでは10試合16得点で大会得点ランキングを独走するゴールマシンの不在は、試合にも大きく影響を及ぼしている。敵地でのシティ戦ではイングランド代表GKジョー・ハートの守るゴールを最後まで破れずスコアレスドローに終わっていた。

 2季 ぶりの決勝進出を目指す“白い巨人”のエースは、画期的な治療法を駆使して大舞台への復帰を目指している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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