「復帰にどれくらいかかるか…」 モウリーニョ監督、ソン・フンミンの負傷に嘆き節

トッテナムFWソン・フンミンがアーセナル戦で負傷交代【写真:AP】
トッテナムFWソン・フンミンがアーセナル戦で負傷交代【写真:AP】

アーセナル戦の前半19分に筋肉系の怪我で途中交代

 トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、現地時間14日行われたアーセナルとのノースロンドン・ダービーに先発出場するも、前半19分で無念の負傷交代となった。ジョゼ・モウリーニョ監督も、今季公式戦18得点を決めているストライカーの負傷退場に頭を悩ませている。

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 イングランド代表FWハリー・ケイン、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルと並んで先発出場したソン・フンミンだったが、まだ0-0と拮抗した前半早々にアクシデントに見舞われた。センターバックからのロングフィードに反応してスプリントした際に左足の太もも裏を痛め、そのままピッチに座り込んでしまった。メディカルスタッフが対応したが、プレー続行不可能で19分にアルゼンチン代表MFエリク・ラメラとの交代を余儀なくされた。

 英紙「メトロ」によれば、トッテナムを率いるモウリーニョ監督は韓国代表FWの負傷交代について「これがフットボールだ。(復帰に)どれくらいかかるかは分からない。筋肉の怪我はいつも簡単ではない」と語ったという。過密日程のなかで起きた中心選手の負傷は、指揮官にとっても頭痛の種となりそうだ。

「それがサッカーだ。試合の積み重ねで起きたもの。ヨーロッパリーグ(ディナモ・ザグレブ戦)で私は彼を30分休ませた。90分マイナス30分で60分だが、60分は60分のままだ。これだけ多くの大会があれば、何人かの選手がほかの選手よりも多くプレーするのは普通のことだ。何が起きてもおかしくなかった」

 ソン・フンミンに代わって出場したラメラのスーパーゴールで先制したトッテナムだったが、その後アーセナルに逆転を許し、泣き面に蜂の敗北(1-2)を喫した。今季公式戦18得点を決めているソン・フンミンが戦線離脱ともなれば、チームにとって大打撃となることは避けられないだろう。

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