アーセナルとの"ノースロンドンダービー"で生まれたMFラメラのスーパーゴールが反響

　現地時間15日に行われたプレミアリーグ第28節アーセナル対トッテナム（2-1）の”ノースロンドンダービー”で、トッテナムMFエリク・ラメラがスーパーゴールを決め、海外メディアで反響を呼んでいる。

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　アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムで行われたダービーマッチで、FWソン・フンミンの負傷により、前半19分にピッチに立ったラメラが度肝を抜く先制ゴールを決めた。スコアレスで迎えた前半33分、FWギャレス・ベイルが敵陣右サイドから大きくサイドチェンジすると、DFセルヒオ・レギロンが左サイドの高い位置で反応し、ペナルティーエリア内へダイレクトで折り返す。

　これをMFルーカス・モウラが受け、落としたボールに対しラメラが左足を軸足に交差させたラボーナキックで狙う。すると、シュートはカバーに入ったアーセナルMFトーマス・パーティの股を抜き、地を這うようにゴール右隅へと突き刺さった。

　滅多に見られないスーパーゴールの誕生に、海外メディアはすかさず反応。英メディア「GIVE ME SPORT」が「信じられないようなラボーナをゴール下に決めた」と報じれば、「何という得点だ!?　エリック・ラメラが美しいラボーナでアーセナルゴールを見事に打ち破る」（オランダメディア「SPORTNIEUWS.NL」）、「アーセナル戦でエリック・ラメラが『特別なもの』を取り出し、センセーショナルなゴールを決めた（ベルギーメディア「DHnet」）などと、海外メディアでは反響が広がっている。

　また、英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式ツイッターでは、ゴールシーンの動画を添えつつ「プレミアリーグでこれまでに見た中で最高のゴールの1つ」と綴られており、ラメラが決めた衝撃的な一撃に対して各方面で賛辞が送られている。そんなラメラだが、後半31分にこの試合で2度目の警告を受け退場処分に。良い意味でも、悪い意味でも、目立つ存在となっていた。