小野伸二が「J1リーグを活気づける」 天才の“帰還”にアジア紙が注目
2年ぶりに札幌に復帰し、開幕戦で早速途中出場
元日本代表MF小野伸二は2021年シーズン、北海道コンサドーレ札幌に2年ぶりに復帰した。41歳にして2月27日の開幕節・横浜FC戦(5-1)では途中出場を果たしたが、アジアメディアも「天才、小野伸二がJ1リーグに舞い戻る」とその動向に注目している。
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1998年に清水商高から浦和レッズ入りした小野は、01年にオランダのフェイエノールトへ移籍し、その後は浦和、ドイツのボーフム、清水エスパルス、オーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズで活躍。14年から札幌でプレーしたが、19年8月にJ2のFC琉球に移籍した。昨季はリーグ戦14試合に出場していたなか、今年1月、新シーズンから再び札幌でプレーすることが発表された。
2月27日の開幕戦では、後半41分からFWアンデルソン・ロペスに代わって途中出場。小野がピッチに姿を現すと、札幌ドームに駆け付けた1万人を超えるファン・サポーターからも大きな歓声が飛んだ。
プレーはもちろん、豊富な経験や存在感による還元が大きい小野。インドネシアのスポーツ紙「Top Skor」も「天才、小野伸二がJ1リーグに舞い戻る」との見出しで注目している。
「今シーズン、J1リーグは日本サッカー界のレジェンドの1人によって活気づけられた。小野伸二だ。小野は札幌でプレーしたのち、FC琉球を経て、再び戻ってきた。プロのキャリアは24年目を迎える。『天才』と呼ばれた男は、オランダのフェイエノールトで注目を集めた。小野は41歳だが、現役引退をする兆候は感じられない」
華麗なテクニックで輝く姿を、日本のファンのみならず、海外も注目している。
(FOOTBALL ZONE編集部)