川崎「30選手の最新市場価格ランク」 三笘は驚異の“32倍増”、1億円超えは14人

レジェンドが現役引退も…充実の中盤、新戦力の補強で選択肢が広がる

 ポジションごとで見ると、L・ダミアンに加えて1億9050万円の評価を受けるFW小林悠、そしてレンタル移籍先の大分トリニータで評価を高め、今季復帰したFW知念慶(1億160万円)の3選手が市場価格1億円を超えている。

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 市場価格は7620万円とFWで4番手となっているFW遠野大弥は、JFL、J2を経て、いよいよJ1の舞台でプレーすることとなる。昨季は福岡でJ2リーグ41試合に出場して11得点を挙げており、トップディビジョンでの活躍にも期待がかかる。

 中盤では、クラブの象徴でもあったMF中村憲剛が現役を引退。サイドアタッカーのMF齋藤学も名古屋グランパスへ移籍した。それでも開幕戦で2ゴールを挙げたMF家長昭博(1億5240万円)、MF田中碧(1億9050万円)、MF大島僚太(1億7780円)ら既存戦力は健在。さらにMFジョアン・シミッチ(1億2700万円)、MF小塚和季(8890万円)、MF塚川孝輝(5080万円)、MF橘田健人(635万円)を補強し、鬼木達監督には多くの選択肢が与えられている。

 DFでは、昨季に続いてクラブ最高評価を受けている谷口をはじめ、車屋紳太郎(1億9050万円)、山根視来(1億1430万円)、ジェジエウ(1億160万円)が1億円超えとなっている。36歳となった韓国代表GKチョン・ソンリョンは、1億1430万円と高い評価をキープしているが、2番手を争うGK安藤駿介、GK丹野研太、GKイ・キョンテの3人は、それぞれ635万円という評価であり、今季を終えた段階で誰が価値を高められるかが注目される。

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