3/3にお披露目! 今季横浜FMが挑むファンとの新たな結び策とは?

今年取り組むのはコンテンツの充実とメディアリレーションの強化

「コロナ禍でサッカーに限らず、スポーツ界全体への関心が下がっているところに非常に危機感を持っています」

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 そこで永井氏は「コンテンツホルダーとしてのコンテンツの充実とメディアリレーションの強化が必要だ」と分析する。

 試合日以外でのクラブとの接点が薄れてしまっている現状を顧みて、どうやって試合日以外でクラブとの接点を作れるか。話題となるタッチポイントを作れるか。そこで今年は、ファン・サポーターとのエンゲージメントをさらに高めることに力を入れたいと考えている。

「オフ・ザ・ピッチも含めてクラブはいろいろなことをやっているのですが、どこまで伝わっているのか。本当に伝えられているのか。だから、もっと積極的に出していきたいと思っています。最近は、オウンドメディアで実施する風潮になっていますが、これまでのようにマスメディアの皆様、サッカーメディアの皆様はもちろんですが、それ以外のメディアの方にも記事にしたいと思ってもらえるような情報を提供していきたい。それが結果的に、普段クラブと接していない人たちに対しても、情報が届くルートになると思っています」

 もちろん情報発信を増やすだけではなく、コンテンツホルダーとして新たなコンテンツを生み出すことの重要性も感じている。これまでコンテンツホルダーとしての強みを生かし切れていなかった反省点を踏まえ、昨年後半にはLINEプレミアムコンテンツを開設し、ファンとの接点を増やした。

「昨年行ってきたLINEライブもそうですが、今までクラブとして出していなかった部分を出していきたい。クラブが出したもの、メディアの皆さんが書いていただいた記事を起点に、ファン・サポーターの皆さんが盛り上がれることが理想です。皆さんが自発的に発信したくなるようなコンテンツを、クラブとして作っていかなければいけないと考えています」

 来場者データを見れば、危機感を拭うことはできない。15年ぶりにJ1優勝を果たした2019シーズン、スタジアム観戦に1、2回訪れた人の約8割が昨季は一度も来場しなかった。仮にコロナ禍が過ぎて以前の生活に戻れたとしても、一度クラブから心が離れた人に、スタジアムから足が遠のいた人に再び戻ってきてもらうのは容易ではない。だからこそ、常にファン・サポーターとのエンゲージメントを高めることが大事だ。

 すべては“ワクワクドキドキ”を届けるために――。3月3日、ホーム開幕戦。ニッパツ三ツ沢球技場でルヴァンカップ・グループステージ第1節が18時にキックオフされる。2021年、王座奪還とともに、横浜F・マリノスの新たな挑戦が始まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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