“J1王者”川崎、連覇へ快勝発進! 家長が2ゴール、ダービー開幕戦で横浜FMに2-0勝利

MF家長昭博(写真中央)の2ゴールで川崎が開幕白星スタート【写真:Getty Images】
MF家長昭博(写真中央)の2ゴールで川崎が開幕白星スタート【写真:Getty Images】

川崎がJ1開幕戦で横浜FMに貫録の勝利、美しい展開から家長が2ゴール

 2021年J1リーグが26日に開幕し、昨季王者の川崎フロンターレがホームの等々力陸上競技場に横浜F・マリノスを迎えた一戦に2-0で勝利し、連覇へ白星スタートとなった。

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 新型コロナウイルスの影響により、20チーム編成で争われる今季のJ1リーグ。この日、昨季王者の川崎と横浜FMが激突する“神奈川ダービー”が、他のカードに先駆けて唯一開催された。攻撃的なスタイルを持ち味とする両者は、序盤から鋭く相手ゴールに迫るシーンを作り合ったが、先にスコアを動かしたのは川崎だった。

 前半21分、敵陣右サイドの深い位置でMF脇坂泰斗とMF田中碧がパス交換。その間にDF山根視来がインナーラップを仕掛けてペナルティーエリア内に侵入すると、脇坂から送られた浮き球のパスを右足ヒールで後方に流し、最後はMF家長昭博が左足ボレーでネットに突き刺した。

 さらに川崎は同43分、田中が右サイドでFWレアンドロ・ダミアンとのワンツーで抜け出しクロスを供給。ニアサイドに飛びこんだ家長がヘディングで合わせて、2-0とリードを広げた。

 2点を追う横浜FMは、後半開始からFW前田大然、MF水沼宏太を投入。高い位置からの守備でリズムをつかみ、後半18分には前田のボール奪取からショートカウンターを発動し、ドリブルで運んだFWオナイウ阿道が右足を振り抜くも、シュートはゴール左ポストを直撃して得点とはならなかった。

 その後も両者が積極的なゲームを展開するもゴールは生まれず、2-0で川崎が勝利。リーグ連覇へ、攻守に充実ぶりを示す開幕戦の快勝劇となった。

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