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サンシーロに鳴り響く巨大なブーイング ミラン本田は2試合連続出番なし、格下カルピ戦に痛恨のスコアレスドロー
ブロッキ新監督就任後、本田は蚊帳の外
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、21日の本拠地カルピ戦でスコアレスドローに終わった。ボールを支配しながら残留争いをしている昇格組を崩しきれず、消化不良のゲームになった。本拠地サンシーロには巨大なブーイングが鳴り響いた。ベンチスタートの本田には、2試合連続で出番が訪れなかった。
序盤から完全にミランがゲームを支配する展開になった。カルピが過剰にミランをリスペクトした立ち上がり方をしたため、引きすぎた最終ラインの前でミランは自由にボールを動かした。トップ下で先発のMFケビン=プリンス・ボアテングのミドルシュートや、両サイドバックの攻撃参加でチャンスを作っていくものの、カルピ最終ラインの人海戦術の前にゴールを割れない時間が続いた。
ミランに最初に訪れた決定機は前半14分、FWカルロス・バッカがゴール正面のペナルティーエリア入口付近でシュートを放ったが、クロスバーのはるか上へ飛んだ。次第にカルピがカウンターのチャンスを作り出すと、全体のラインも上がり始めてバランスが取れる結果になりミランはチャンスを作れなくなっていった。前半終了間際には右からのクロスに対してニアサイドに飛び込んだFWマリオ・バロテッリが勢い余って相手GKを蹴ってしまい、警告を受けて累積により次節が出場停止になった。
後半も、ミランがボールを持ちながらカルピがカウンターを狙う展開でゲームが進んだ。ミランのクリスティアン・ブロッキ監督は後半17分にMFボアテングに代えてMFホセ・マウリを投入し、MFジャコモ・ボナベントゥーラをトップ下にシフトした。同25分にはFWバッカに代えてFWジェレミー・メネズを投入して打開を図った。
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