ミラン空中分解危機! エースFWバッカが交代に激怒→ベテランと口論→試合中にスタジアムから帰宅

憤怒のコロンビア人「さっさとガレージに向かった」

 本拠地で残留争いのカルピとスコアレスドローに終わったACミランに不協和音が鳴り響いている。試合終了後のピッチにミラニスタの大ブーイングが鳴り響く中、途中交代を命じられたエースFWカルロス・バッカが試合途中にも関わらず本拠地サンシーロを後にするという重大な規律違反が明らかになった。複数のイタリアメディアが報じている。

 この試合で先発出場したバッカは、前半14分に決定機を得ながらシュートをクロスバーの上に大きく外していた。最終ラインに人数を掛けたカルピの守備陣に手を焼く展開に、ベンチのクリスティアン・ブロッキ監督は後半25分にバッカの交代を決断。FWジェレミー・メネズと代わってピッチを後にしたが、憤怒のバッカはメネズに対して途中交代時に通常行われる挨拶や激励もしなかった。

 まずこの段階で、ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は怒りの表情で引き揚げてきたバッカが「アッビアーティと口論した」と伝えている。ベンチに控えていた黄金期を知るベテランの第2GKクリスティアン・アッビアーティにとっては、その態度が許しがたいものに映ったのかもしれない。しかし、この出来事はコロンビア人ストライカーの怒りの火に油を注いだようだ。

 

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