「気づいたら目で追っています」 女優・眞嶋優、イチオシのプレミアリーグ選手は?

正確なキックが持ち味のリバプールDFアレクサンダー=アーノルド【写真:AP】
正確なキックが持ち味のリバプールDFアレクサンダー=アーノルド【写真:AP】

リバプールでイチオシの選手は?

――リバプールで特に気になった選手はいましたか?

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「トレント・アレクサンダー=アーノルド選手です。最初は試合を見ていても誰が誰だか分からなかったんですけど、気づいたら毎回目で追っているのは『66番』(アレクサンダー=アーノルドの背番号)でした。特にサイドチェンジの正確なボールやクロスが魅力的です」

――リバプールというとサディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノの強力な3トップが注目されるなかで、右サイドバックのアレクサンダー=アーノルド。そういえば眞嶋さんは、もともと右サイドの選手としてプレーしていたんですよね。

「そうなんです。私の中で気になる選手は“断然”アレクサンダー=アーノルドです(笑)。最近は内田さんからサイドバックとしてプレーに関する話も聞いていますし、愛読している漫画の『アオアシ』もサイドバックにスポットライトを当てた作品ということが影響しているかもしれないです」

――リバプールといえばユルゲン・クロップ監督ですが、選手以外の、たとえばチームの戦術などについても勉強されているのですか?

「今までは試合を見ていてもシステムや戦術のことまで考えていなかったんですけど、リバプールを追いかけるようになって気になってきました。リバプールは4-3-3が基本システムですけど、試合の流れの中ではその数字通りじゃなくてバラバラになっているじゃないですか。

 でも、注目して見ていると、一見バラバラに見えるところでも当然選手たちは考えて動いていることが分かってくるので、そういうところまでより深く理解できるようになれれば、もっと楽しめるのかなと思っています。自分が選手としてプレーしていた時も、システムや戦術については深く考えずに感覚でやっていましたけど、何事も感覚だけじゃなくて知識も必要なのでもっと学んでいきたいです」

――さらなるご活躍を期待しています。改めて今後の目標について聞かせてください

「以前のインタビューでもお話したんですが、サッカー作品に演者としてプレーの吹き替えなしに関わりたいという思いは変わらずに持っています。

 それからこのコロナ禍でなかなか人と接することが難しくなり、集まれない状況になってより強く思ったことは、私の活動を見てくださっている皆さんと一緒にフットサルやフリースタイルフットボールができたらいいなということです。

 SNSを通じてフリースタイルフットボールを発信してますけど、なかなか直接お会いする機会はない。だからこそフリースタイルフットボール教室のような形で私ができる範囲の技を教えたり、それを皆さんで挑戦するような場所が作れたらいいなと思っています」

[PROFILE]
眞嶋優(ましま・ゆう)/1997年8月30日生まれ、群馬県出身。俳優。一般社団法人日本フリースタイルフットボール協会公認「フリースタイルフットボール アンバサダー」、群馬県しぶかわ観光大使を務める。Twitter/@yumashima

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