レスター岡崎の”サッカーIQ”の高さを英紙が絶賛 クレバーな動きで「戦術的な知的さを象徴」

指揮官の選手交代の判断を「失策」と断罪

 「これはオカザキの教科書だ。戦術的に知的で、動き出しでサポートの役割を果たす」と絶賛されている。もっとも、この試合での岡崎のデータは芳しくない。シュート0本、ドリブルで相手を一度も抜かず、パス成功率も50%以下だったと報じられているが、「オカザキは詳細な部分で輝いている。彼のスタイルはレスターのゲームプランにおいて完璧だ」と高く評価。特にセットプレーを得点源としているレスターにおいて、フィジカルコンタクトを厭わず、相手DFのファウルを引き出す岡崎のプレースタイルは不可欠だという。

 ヴァーディの退場により、ラニエリ監督は岡崎とウジョアを交代させた。記事では「驚きだ」と評されている。そして、これは失策だったという。

 「ラニエリはボールを保持し、セットプレーで守備のできる選手を求めたのだろうが、レスターはオカザキのエネルギーをあまりに切望していた。ロングパスに走り込み、プレッシングで役立つ存在だ。レスターは喜んで自陣深くに引いた。だが引きすぎて、プレッシャーを受けすぎた。最終的には2失点を喫した」とレポートされている。試合は2-2のドローに終わったが、イタリア人指揮官の岡崎交代の判断は失敗だったと断罪されている。

 

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