- HOME
- 今日のピックアップ記事
- レスター劇的ドロー弾は”誤審”? 「100万年に一度もPKにならない」と名FWも主審を酷評
レスター劇的ドロー弾は”誤審”? 「100万年に一度もPKにならない」と名FWも主審を酷評
退場劇に2度のPK判定… 試合を壊したと批判されるモス主審
17日に行われたプレミアリーグ首位を独走するレスター・シティと6位ウェストハムとの一戦は、先制点を決めたレスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが退場処分となり、両チーム合わせて2度のPKが与えられるなど荒れた試合展開の末に、2-2の痛み分けとなった。優勝争いの行方を大きく左右する結果になったのは間違いないが、同時にこの試合を裁いた主審のジョン・モス氏が世紀の誤審を連発し、ゲームをぶち壊したという批判の声がイングランドで高まっている。英国営放送「BBC」が報じている。
レスターはこのウェストハム戦まで、5試合連続の完封勝利を収めており、奇跡のプレミアリーグ初優勝に向けて独走態勢に入っていた。これまでの試合でも、レスターDF陣のハンドが見逃されるなど、主審の判定に後押しされているとの報道も出ていた。そうしたなかで注目の一戦を裁いたモス主審だったが、現在、試合をぶち壊したと批判されている。
ウェストハムFWアンディ・キャロルは、後半アディショナルタイムにペナルティーエリア内で相手を倒したとしてPKを宣告された。このチャンスを日本代表FW岡崎慎司と交代で出場したレオナルド・ウジョアが決めて、同点に追いついた。キャロルは試合後に「あれは誤審。レフェリーは試合をイーブンにしようとした」と批判。このプレーの直前に、モス主審はウェストハムにPKを与えていた。
評論家で現役時代にニューカッスルで活躍した元イングランド代表FWアラン・シアラー氏も、モス主審のこの日のレフェリングを一刀両断している。「試合は彼にとってあまりにプレッシャーのかかる状況になってしまった。圧力に耐えかね、判断が曇ったのだと思う。想像を絶する不安定さだった」と批判している。
また、現役時代にアーセナルで活躍した元イングランド代表FWイアン・ライト氏も、「私はモスに10点満点で3点を与える。すごく寛容につけて、だ」と語った。