華麗なテクニックで17歳MFシャビ・シモンズの股を抜いてみせる

　パリ・サンジェルマン（PSG）のブラジル代表FWネイマールは、チーム練習のパス回しで17歳の若き有望株を手玉に取ったテクニックに対する反響が拡大。海外メディアも「真の魔法」「才能を凍りつかせる」などと報じている。

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　PSG所属4年目のネイマールは今季、新型コロナウイルス感染や左足首の負傷による離脱もあり、リーグ戦9試合4ゴールにとどまっているが、現地時間1月22日のリーグ・アン第21節モンペリエ戦（4-0）で得点をマークするなど、コンディションを上げている。

　練習中の“鳥かご”（パス回し）の様子をインスタグラムに動画でアップ。鬼役を務める17歳のオランダ人MFシャビ・シモンズがプレッシャーをかけに来た瞬間、華麗なエラシコで鮮やかに股を抜いてみせた。2019年にバルセロナ下部組織から移籍し、今季トップチームでも4試合でベンチ入りしているシモンズも警戒して股を閉じているが、わずかな隙間を縫ってボールを通している。あまりに完璧に股を抜かれたショックからか、シモンズはピッチに倒れ込んで悔しがった。

　スペイン紙「AS」は、「ネイマールはシモンズにとんでもないことを成功した。100万以上のいいねを集めている」とフォーカス。海外サッカー情報サイト「BeSoccer」は、「ネイマールがシモンズをK.O.。真の魔法をピッチに残した。シモンズは畏敬の念を抱き、ピッチに横たわって微笑むしかなかった」と伝えた。

　また、スペインメディア「Okdiario」は「残忍な股抜き」、スイスメディア「Nau.ch」も「ネイマールがPSGの才能を凍りつかせる」と報じており、反響は拡大している。