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笑顔なきメッシのメモリアル弾 キャリア通算500ゴール達成も、バルサ3連敗で危機に直面
6試合ぶりの一撃で打ち立てた金字塔 驚異的なペースでゴールを量産
FWリオネル・メッシのキャリア通算500ゴールも、苦悩するバルセロナを救うには至らなかった。17日のバレンシア戦でメッシは節目の得点を挙げ、自身のノーゴール記録を515分間でストップさせた。しかしチームは1-2で敗戦。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、2003年以来となる3連敗を「本格的な危機」と報じている。
世界が誇るクラックに笑顔はなかった。バレンシア戦の後半18分、自らの出したパスをFWネイマールがスルーし、攻撃参加した左サイドのDFジョルディ・アルバに渡る。アルバがエリア中央にラストパスを送ると、メッシは冷静にダイレクトでゴールに流し込んだ。
メッシが決めた一撃は、バルセロナとアルゼンチン代表を合わせたキャリア通算500ゴールとなった。出場した633試合目で達成という驚異のハイペースで、バルセロナでは526試合450得点、アルゼンチン代表では107試合50得点とキリのいい数字が並んでいる。また自身6試合ぶりのゴールとなったものの、2016年に入ってからは28試合26得点と相変わらずの高い決定力を発揮している。
しかし、この得点はチームに勝利をもたらさなかった。この日のバルセロナは前半の時点で2失点を喫しており、メッシのゴールはスコアを1-2とする追撃弾でしかなかった。ナンバー10はチームメートとハイタッチをしながら、急いでセンターサークルに戻った。
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