名将ペップ、監督として臨んだCL全7大会で4強進出! バイエルンで有終の美を飾れるか
苦しみながらもベンフィカを2戦合計3-2で撃破 バイエルンは5年連続ベスト4
希代の名将は今季も欧州最高峰の戦いで、準決勝の舞台へ辿り着いた――。バイエルン・ミュンヘンを率いるペップことジョゼップ・グアルディオラ監督は、13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第2戦、敵地でのベンフィカ戦で2-2と引き分け、2戦合計3-2でポルトガルの名門を撃破した。これで、クラブとしては5シーズン連続、そしてペップ個人としては監督として臨んだCL7シーズン全てでベスト4進出を果たした。
試合後、指揮官は苦しみながらも“バイエルンでの”CL初制覇に向けて手応えを感じていた。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が、スペイン人指揮官のコメントを伝えている。
「CLはとてもタフな大会。(ベスト4進出で)とても満足しているよ。まずは目標を一つ達成した。次に目指すのはファイナルの舞台だ」
2008年にバルセロナのトップチーム監督に就任し、1年目にいきなりCLを制覇した。10-11シーズンにもビッグイヤーを掲げるなど、次々とタイトルを獲得してきた男への要求は、年々高まっていった。
2013年から率いるバイエルンでもリーグ二連覇、DFBポカール、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップを制してトロフィーの数を増やした。それでもドイツ国内では、CLを獲得できていないと批判されることもあった。
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