C・ロナウドのCL4強進出FK弾を“アシスト”した守護神の耳打ち 「いつもゴールを決めている時よりも…」

「助走はゆっくりと」の一言にエースも感謝

 スペイン紙「AS」によると、試合後のインタビューに答えたロナウドは以下のように振り返っている。

「ナバスは『僕らは毎日一緒に練習してきたし、君のキックを見てきた。いつもゴールを決めている時よりも、少しスピードを落として走り出してみたら?』と伝えてくれたんだ」

 FKを蹴る直前を振り返ると、確かにロナウドの助走はいつもより少し遅めで、結果的に相手の壁とGKディエゴ・ベナーリョのタイミングを狂わせたと言える。日々のトレーニングではCR7のシュートを受け、試合では最後方からシュートのタイミングを見ているナバスだからこそのアドバイスとなった。

 コスタリカ人史上初となるCL4強の舞台に挑む守護神の言葉がCR7のCL通算5度目のハットトリック、そしてクラブにとって6大会連続の4強進出を導いた。こう表現しても過言ではないぐらいレアルにとっては大きな耳打ちとなった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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