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“迷走ミラン”に急きょ発足のブロッキ新体制 本田加入後5人目の指揮官が目指すサッカーとは
伊メディアがブロッキ氏を特集 4-4-2システムは採用されない?
シニシャ・ミハイロビッチ監督の解任が決定的になった日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、現地時間12日にも正式に後任として、現在プリマベーラ(U-20チーム)を指揮しているクリスティアン・ブロッキ氏の就任を発表するという。
イタリアメディアは一斉に関連の情報を報じている。現地のサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、ブロッキ氏の契約期間は今季終了となる6月いっぱいになると報じた。そして、ブロッキ氏が作り上げるであろうチームと人間性についても報じている。
ミハイロビッチ監督の下で作り上げられた4-4-2システムは、“投げ捨てられる”と報じている。現地時間11日のシルビオ・ベルルスコーニ会長、アドリアーノ・ガリアーニCEO、ブロッキ氏による三者会談で、名物会長はあくまでもトップ下を置く4-3-1-2システムの導入を主張しているという。一方で、ブロッキ氏はチームのメンバー構成から4-3-3システムの導入も視野に入れながら様子を見るという。いずれにせよ、現在のチームから基本的なシステムは変わりそうだ。
また、ブロッキ氏のチームについてはポゼッションを大事にした攻撃的なチームを作り上げると予想している。現在トップチームでベンチにも入っている次代のレジスタと呼ばれるMFマヌエル・ロカテッリのような、技術とパスワークに優れた選手を大事にする指揮官であり、GKからグラウンダーのパスをつないでいくスタイルを好むとしている。
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