プレミアの“一時中断”をWBA監督が懇願 新型コロナ変異種が猛威「安全が何よりも重要」
感染が再拡大しているイングランド、アラダイス監督が現状に懸念
ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)のサム・アラダイス監督が新型コロナウイルスの再流行を受け、プレミアリーグの一時中断を懇願している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
“ビッグ・サム”の愛称で知られ、多くのプレミアリーグクラブを指揮した経験を持つアラダイス監督。2018年にエバートンの監督を退任して以降はフリーだったが、今月16日に降格圏に沈むWBAの新監督に就任していた。
しかし、アラダイス監督は英国で新型コロナウイルスの変異種が猛威を振るっている現状を受け、プレミアリーグも一時中断の措置を取るべきなのではと提言している。自身も66歳と高齢で、感染した場合のリスクが大きいだけに懸念を強めているようだ。
「みんなの安全が何よりも重要だ。変異種のウイルスは従来のものより早く感染が広がっているというニュースもある。我々にできる最善を尽くすこと。それが一時中断だ。
私は66歳で、最も避けたいことは新型コロナに感染することだ。私自身のことも、フットボールのことも本当に心配している」
先日、マンチェスター・シティでは複数人の感染が確認され、エバートンとの試合が延期されたばかり。2年半ぶりの現場復帰からまだ2週間あまりしか経っていないなか、アラダイス監督は安全性の確保を理由にリーグの一時中断を懇願している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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