「日本で伝説的地位を確立した方法」 “MVP”オルンガの飛躍に母国注目「ある秘密がある」

柏レイソルFWマイケル・オルンガ【写真:小林 靖】
柏レイソルFWマイケル・オルンガ【写真:小林 靖】

今季28ゴールで得点王と年間最優秀選手に輝いたオルンガ「体力面を改善させる機会」

 柏レイソルのケニア代表FWオルンガは、12月22日に行われたJリーグアウォーズで年間最優秀選手(MVP)に輝いた。得点王、年間ベストイレブンと今季の賞を総なめにしたストライカーについて、地元メディアは「猛烈な執行人オルンガが日本で伝説的地位を確立した方法」と取り上げている。

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 オルンガは2018年夏に柏に加入するも、同年にはJ2降格を経験。昨季はリーグ戦30試合で27得点を挙げ、最終節の京都サンガF.C.戦では1試合8得点という歴史的快挙を成し遂げた。J1に昇格した今季は規格外のフィジカル能力を生かし、32試合で28得点をマーク。2位の鹿島アントラーズFWエヴェラウドに10点差をつける独走で得点王に輝いた。

 アフリカ出身選手としては初のMVP受賞となるが、ケニア紙「The Standard Sport」は「猛烈な執行人オルンガが日本で伝説的地位を確立した方法」と見出しを打ち、「コロナウイルスに襲われたシーズンで収めた成功の背景に、ある秘密がある」と取り上げている。

 記事では、「パンデミックは世界中のサッカー活動と競争力を低下させる事態を招いたが、オルンガにとっては試合における体力面を改善させる機会がもたらされることになった」と説明している。

 オルンガは驚異的なペースでゴールを積み重ねたが、その背景には継続的にプレーするための努力があったようだ。

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