リバプールOB、南野拓実の“現状”に言及 初ゴールに高評価「本当に上手くなければ…」
クリスタル・パレス戦のゴールに言及 「彼にとって証明となる」
リバプールは現地時間27日のプレミアリーグ第15節でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦し、1-1で引き分けた。前節のクリスタル・パレス戦(7-0)でリーグ初ゴールを記録した日本代表MF南野拓実は出場なしとなったなか、リバプールOBの元イングランド代表FWエミール・ヘスキー氏は、リバプール専門メディア「Rousing The Kop」のインタビューで、南野の初ゴールについて語っている。
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1-1で終わったWBA戦で出場時間がなかったことからも、南野はまだユルゲン・クロップ監督からゴールを奪える選手として確固たる信頼は置かれていないようだ。それでも、ヘスキー氏はクリスタル・パレス戦の前半3分に先制点を挙げたことは、南野にとって転機になり得ると考えているという。
「Rousing The Kop」のインタビューで、ヘスキー氏は「(得点を奪うことで)自信に満ちてくる。それは彼が必要としていたものだ。良かったことは、(クロップが)選手たちを休ませようとする時でも、別の選手が出場してチャンスを掴むことだ」と、選手層が厚くなることを喜び、さらに南野の初ゴールを振り返った。
「簡単なチャンスではなかった。狭いスペースで、しっかりボールをコントロールできるか? あれだけの狭いスペースで思い通りのタッチを見せるためには、本当に上手くなければいけない。シュートもそうだ。あれは上手くやりたい、印象に残りたいと思っている彼にとって証明となる。彼は十分にやったけれど、様々なことが起こっているし、難しい時間を過ごしているね」
WBA戦では出場機会がなかったものの、シーズンはまだまだ続く。初ゴールをきっかけに、継続的な活躍を見せたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)