遠藤航が「中盤の安全装置として機能」 DFB杯2回戦に勝利、ドイツメディア高評価
フライブルクに1-0で勝利、遠藤は「デュエルの大半において勝利」
日本代表MF遠藤航が所属するシュツットガルトは、現地時間23日に行われたDFBポカール2回戦でフライブルクと対戦し、1-0で勝利して3回戦進出を決めた。この試合に先発フル出場し、勝利に貢献した遠藤に対してドイツメディアは高評価を与え、質の高いパフォーマンスを称える寸評が相次いでいる。
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試合は、序盤に主導権を握ったシュツットガルトが前半15分にFWサーシャ・カライジッチのゴールで先制し、その後も優勢に試合を展開。後半に入ってフライブルクが攻勢に出る時間帯もあったものの同点ゴールを許さずに1-0で試合を終え、3回戦へと駒を進めることになった。
ドイツ紙「ビルト」は、試合後にシュツットガルト各選手の採点を公開し、いつも通り中盤の底でプレーした遠藤については、「パスを上手く配球していた。デュエル勝率は60%に達していたが、もっと良い数字を出すことも可能だったかもしれない」という寸評とともに、採点3(1が最高点、6が最低点)を与えている。
また、シュツットガルトの地元紙「シュツットガルター・ツァイトゥング」も、「シュツットガルトのスタビライザー(安定装置)として機能し、中盤で起きる現象をコントロールしていた。広いスペースを消し、多くのパスをカットし、デュエルの大半において勝利していた。ハーフタイム後はピッチ中央の本来の位置を離れることは滅多になく、さらに後半37分には相手キーパーのベンジャミン・アップホップを脅かすシュートを放った」と遠藤の攻守にわたる貢献を称えるとともに、採点2.5の高評価を下している。
年内最後の公式戦を勝利で飾ったシュツットガルトは、24日から3日間の完全オフを挟んで27日からトレーニングを再開し、1月2日に予定されているブンデスリーガ第14節RBライプツィヒ戦に臨むことになる。今季はここまでリーグ戦全試合に先発フル出場してきた遠藤も、年明け早々から再びチームの大黒柱としての活躍が求められることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)