「多彩なヤングスター」 マンU、エクアドルの“6.3億円”逸材を獲得へ…ミランなどと争奪戦制す
マンUが争奪戦制して“ワンダーキッド”MFモイセス・カイセドの獲得へ
マンチェスター・ユナイテッドが競合との争奪戦を制し、エクアドルの新星MFモイセス・カイセド(インデペンディエンテ・デル・バジェ)の獲得にこぎつけたようだ。英紙「デイリー・メール」によると「ポール・ポグバとエンゴロ・カンテを組み合わせた」と期待の“ワンダーキッド”だという。
プレミアリーグで現在リバプール、レスター・シティに次ぐ3位につけているユナイテッドが冬の補強第1号を決めたようだ。ターゲットとなっているのは、19歳にしてエクアドル代表デビューを果たしているカイセド。正式決定はまだだが、すでに複数メディアで獲得合意と報じられている。RBライプツィヒやACミランも獲得を狙っている逸材で、移籍金は450万ポンド(約6億3000万円)と伝えられている。
カイセドは中盤センターでのプレーを得意とし、英紙「デイリー・メール」によれば、憧れの選手はポグバとカンテだという。プレースタイルもその2人を組み合わせたような攻守両面での強みを持っているという。記事では次のように紹介されている。
「この多彩なヤングスターはホールディングMFでも、ボックス・トゥ・ボックスでも快適にプレーすることができる。オンザボールでのプレーに自信があり、パスの精度も素晴らしい。プロデビュー最初の2試合で彼は64本中63本のパスを成功させた。試合を読む力もあり、重要なインターセプトやクリアをするために正しいポジションを取ることができる」
中盤のタレントが揃うユナイテッドだが、ポグバには依然として移籍の噂は絶えないだけに、カイセドにはその後継者としての期待があるようだ。
カイセドはエクアドルテレビ「ECDF」で「マンチェスター・ユナイテッドでプレーするのが夢」と語るなど、同胞のアントニオ・バレンシアのようにユナイテッドの成功を夢見ているという。憧れのクラブへのステップアップが目前に迫っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)