“レスター奇跡の優勝”経験の元英代表MF、衝撃“報復タックル”に反響 「少年の足をほとんど折る」

トッテナムU-23都の試合に出場したチェルシーMFドリンクウォーター【写真:Getty Images】
トッテナムU-23都の試合に出場したチェルシーMFドリンクウォーター【写真:Getty Images】

チェルシーU-23の元英代表MFドリンクウォーターが相手16歳ディバインに報復プレー

 元チェコ代表GKペトル・チェフの復帰戦で、衝撃のプレーが起こった。プレミアリーグ優勝経験を持つ元イングランド代表MFが対戦相手の16歳に“報復タックル”を見舞い、スペインメディアも「少年の足をほとんど折る」と報じている。

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 大きく取り上げられているのは、現地時間14日に行われたチェルシーU-23対トッテナムU-23の一戦だ。

 チェルシーU-23は前半3分、この試合で復帰した38歳チェフが失点に直結するパスミスを犯して注目を浴びてしまったが、2-2で迎えた後半29分にもひと悶着あった。

 チェルシーU-23の元イングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターがルーズボールを拾おうと足を出したところに、相手MFアルフィ・ディバインが両足で強烈なタックルを敢行。ピッチに倒れ込んだドリンクウォーターは激昂し、ドリブルを試みた16歳ディバインの右足を背後から蹴り飛ばした。

 一連のプレーを巡って両チームは揉み合いになったが、最終的には互いにタックルを繰り出したディバイン、ドリンクウォーターともにレッドカードで一発退場の判定が下った。

 スペイン紙「マルカ」は、「乱暴なタックル:ドリンクウォーター、チェルシーの4000万ユーロの“忘却の存在”が16歳の少年の足をほとんど折る」との見出しでレポートしている。

「ペトル・チェフの引退から565日後の復帰は、ダニー・ドリンクウォーター(30歳)のアルフィ・ディバイン(16歳)へのひどいタックルを伴うものになった。試合終盤にドリンクウォーターがディバインに乱暴なタックルをしたことで主役となり、英国サッカー界を揺るがした」

 ドリンクウォーターは日本代表FW岡崎慎司(ウエスカ)の元同僚で、レスターの“奇跡の優勝”メンバーの1人。2017年に移籍金4000万ユーロ(約50億6000万円)でチェルシーに新天地を求めたが、2019年に飲酒運転で逮捕され、現在はトップチームでフランク・ランパード監督の構想外となっている。18年3月からトップチームでプレーしておらず、“忘れられた存在”と記事では紹介している。

 ドリンクウォーターは苦境が続くなか、思わぬ形で注目を集めてしまった。

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