“神様”ジーコ、鹿島時代の超絶スコーピオン&ループ動画に称賛 「天才!」「クレイジー」

元ブラジル代表MFジーコ氏【写真:Getty Images】
元ブラジル代表MFジーコ氏【写真:Getty Images】

1993年天皇杯の東北電力戦で決めた2ゴールの映像を公式インスタグラムに投稿

 日本サッカーの発展に尽力したスーパースターの1人が、「サッカーの神様」と称される元ブラジル代表MFジーコ氏だ。Jリーグ鹿島アントラーズの礎を築き、監督として日本代表も指揮した名手が自身の公式インスタグラムを更新し、1993年の天皇杯で決めた2つのスーパーゴール動画を投稿。海外ファンから「センセーショナル!」「あなたはクレイジーだ」など称賛の声が上がっている。

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 卓越したテクニックと得点力を誇ったジーコ氏は、母国の名門フラメンゴで長年プレーし、ブラジル代表としても1978年、82年、86年とワールドカップに3度出場。セレソンの10番を背負ったスーパースターは、91年に鹿島の前身である住友金属に加入し、“常勝軍団”の礎を築いて94年に引退した。日本代表監督などを経て、現在は鹿島のテクニカルディレクターを務めている。

 そんなジーコ氏の伝説的なゴールの一つが、Jリーグが創設された93年の天皇杯2回戦・東北電力戦(6-1)で生まれた“スコーピオン弾”だ。4-1で迎えた後半32分、敵陣ペナルティーエリア内に走り込み後方からの浮き球パスに反応し、ジャンプしながら体を捻り右足のヒールでボレーシュートを放つ。これが絶妙なループシュートとなって相手GKの頭上を越え、そのままゴールに吸い込まれた。

 この“スコーピオン弾”は、これまで海外メディアでもたびたび称賛されてきた一撃だが、今回ジーコ氏はインスタグラムにその5分前に決めた華麗なゴールも併せて投稿している。後半27分、敵陣左サイドでボールを受けてペナルティーエリア内に侵入。相手DFと対峙すると、鮮やかなフェイントで交わして縦へ。GKが前に出てきたのを確認すると、柔らかなループシュートで頭上を破りネットを揺らした。

 この二つのゴール映像が公開されると、コメント欄で海外ファンが反応。「天才!」「世界のサッカー史上で最も美しいものの一つ」「素晴らしすぎる」「センセーショナル!」「このスコーピオン弾は唯一無二で歴史的」「あなたはクレイジーだ」など称賛の声が殺到している。鹿島の10番として決めたジーコ氏の美しい2ゴールは、27年が経過した今も海外ファンを魅了しているようだ。

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