クラシコ逆転劇の主役となったレアルの「BBC」 宿敵バルサの「MSN」をデータでも圧倒!

ボール奪取数に表れた「BBC」の献身性

 ボール支配率ではバルセロナ68.3%に対してレアルが31.7%と我慢の展開が続いたが、「BBC」の3人はディフェンス面での貢献でも光っていた。3トップがボールを奪い返した回数を見てみると、MSNトリオの4回に対して8回と、こちらも倍の数字をマークしている。試合後の会見でジネディーヌ・ジダン監督が、「称賛を送りたいのは、守備面で頑張ったところだ」と献身的なプレーを見せた選手たちを評価していたが、それは数字でもはっきりと表れていた。

 レアルの愛称「エル・ブランコ」で思い浮かぶのは華麗で優雅なプレースタイルだが、今回のクラシコでは全員が汗を流して勝利をつかみ取った。その象徴的な存在だったのが、殊勲のBBCトリオだったことは確かである。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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