頭部への“危険ハイキック”が反響拡大 「ブンデスリーガのロゴになろうとした」

ヘルタ戦で一発退場となってしまったMFロバート・アンドリッヒ【写真:Getty Images】
ヘルタ戦で一発退場となってしまったMFロバート・アンドリッヒ【写真:Getty Images】

ウニオンMFアンドリッヒが右足裏でヘルタMFトゥサールの頭部を蹴って一発退場

 現地時間3日に行われたブンデスリーガ第10節のヘルタ・ベルリン対ウニオン・ベルリン戦で、試合の流れを変える退場劇が起こった。危険なキックに「無謀なチャレンジ」「ブンデスリーガのロゴになろうとしただけ」と反響が拡大している。

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 前節まで2勝2分5敗と今一つ波に乗れていないヘルタが、ホームに4勝4分1敗と好調なウニオンを迎えた一戦。首都ベルリンを舞台とする今回のダービーマッチは、ウニオンが前半20分にFWタイウォ・アウォニイのゴールで先制する。今季序盤戦の勢いを象徴するような展開となったが、試合の流れは直後に起きた退場劇で一変した。

 前半22分、ウニオン陣内左サイドでヘルタのクリアボールが高くワンバウンド。これを阻止しようとウニオンMFロバート・アンドリッヒが右足を高く上げた瞬間、落下地点に頭から飛び込んだヘルタMFリュカ・トゥサールの頭部を直撃。右足裏がトゥサールの右耳付近に当たる危険なプレーとなったため、主審はレッドカードを提示して一発退場となった。

 英衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターは、「無謀なチャレンジ」と紹介。カンフーばりのハイキックについて、フットボールジャーナリストのロマン・マーフィー氏は「ブンデスリーガのロゴになろうとしただけだ」とツイッターで糾弾し、プロコーチのケブ・ヴィアー氏も「ロバート・アンドリッヒはこのクレイモア(剣)キックで(レスラーの)ドリュー・ギャロウェイのファンになるべきだ」と揶揄している。

 ウニオンは逆転負けを喫しており、なんとも悔やまれる退場劇となってしまった。

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