堂安律、シティからの“興味”に意外な答え 移籍の真実を語る「関心はなかった」
堂安律がビーレフェルトへの思いを語る 「必要としてくれていると感じた」
ドイツ1部ビーレフェルトに所属する日本代表MF堂安律が移籍の“真実”について語った。19歳の時にガンバ大阪からオランダ1部フローニンゲンへ移籍し、PSVへとステップアップを果たした堂安は今季からビーレフェルトに所属。自身のキャリアについて、ドイツ誌「キッカー」のインタビューに応じ、ブンデスリーガ専門サイト「Bulinews」が報じた。
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堂安はG大阪所属時代の2017年U-20ワールドカップ(W杯)にエースとして出場。1次リーグでイタリア戦の2ゴールを含む4試合3得点の活躍を見せて、フローニンゲンへの移籍を掴み取った。昨季は中心として活躍したフローニンゲンから同国の強豪PSVに移籍。だが21試合3得点と、なかなかゴールという結果を残せなかった。迎えた今季はPSVでプレシーズンを過ごすも、9月5日にドイツ1部ビーレフェルトへ電撃移籍。初めて挑戦するブンデスリーガでも、主力として期待を寄せられている。
堂安はインタビューに応え、ビーレフェルトで過ごす日々を振り返った。
「ここ(ブンデスリーガ)での対戦相手は、僕が経験してきたもの以上にはるかに強い。大変な仕事。ブンデスリーガ、ビーレフェルトは僕にフィジカル、スピード、強さすべてを要求する。僕はすべてにおいて準備しなければいけない。でも、個のリーグで自分自身を成長させるチャンスをもらえてとても嬉しい」
過去にはマンチェスター・シティからの興味もあったというが、堂安自身は「関心はなかった」という。その理由として「僕は本当に必要としてくれるところに行きたいと思っていた。ビーレフェルトは本当に僕のことを欲しいと思っていて、必要としてくれていると感じた。僕はその本質を感じた」と、移籍を決意した“本音”を明かした。
現在はリーグ17位に沈むビーレフェルト。覚悟を胸に新天地への挑戦を決めた堂安はチームを救うことができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)