トッテナム、ELドローはモチベーションに問題? モウリーニョが指摘「大きな違いがある」
3-3ドローで決勝トーナメント進出決定も…モチベーション欠如に警告したことを明かす
プレミアリーグ首位のトッテナムは現地時間3日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)でLASKリンツ(オーストリア)と対戦し、3-3のドローに終わった。勝利を逃した一戦のあと、指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督は「ELのグループフェーズにモチベーションが上がらない選手がいる」と選手たちに警告を与えていたと英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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グループJのトッテナムはトレーニングで負傷したとされるエースのイングランド代表FWハリー・ケインが不在で、リーグ戦から一部メンバーを入れ替えてアウェーゲームに臨んだ。ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、韓国代表FWソン・フンミン、イングランド代表MFデレ・アリのゴールで3点を奪うも、相手にも3ゴールを許し、3-3のドローに終わった。
1試合を残して決勝トーナメント進出を決めたものの、チームを率いるモウリーニョ監督はELに臨むうえでのモチベーションが欠けている主力選手がいると試合後に明かした。「スカイ・スポーツ」は「ジョゼ・モウリーニョ監督はヨーロッパリーグのLASK戦の引き分けの後、モチベーションが欠如している選手たちを非難した」との見出しをうち、指揮官のコメントを伝えている。
「ELのグループフェーズでモチベーションが上がらない選手が何人かいたことは事実だ。私は知っている。その選手たちは我々にとって重要な選手だし、どんな状況でもピッチに必要な選手で、チームにバランスを与えてくれる選手たちだ。
例えば、(ピエール・エミール・)ホイビュルクやソニー(ソン・フンミン)だ。彼らがいなければ、我々はポジティブな結果を得られたとは思えない。新しく学んだことは何もない。選手たちも分かっている。私は彼らとフィーリングを共有している。私はいつもどおりだ。
私は試合前のウォームアップを見て、相手とはインテンシティーやコミュニケーション、やる気の部分で大きな違いがあることを選手たちに伝えた。私は両チームのウォームアップを見ていた。驚くようなことは何もなかったけどね」
第10節を終えたプレミアリーグで首位に立つなど好調のトッテナムだが、ELに対して意欲的になっていない選手がいることは指揮官の目にも明らかだったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)