C大阪風間技術委員長、“ネクスト・マラドーナ”輩出に意欲 育成の新設ポスト就任「ワクワクする選手を作りたい」

来季から育成部門の技術委員長に風間八宏氏が就任【※画像はスクリーンショットです】
来季から育成部門の技術委員長に風間八宏氏が就任【※画像はスクリーンショットです】

指導者、アカデミーの育成に力 「基本的な技術と個人戦術が必要」

 セレッソ大阪は1日、来季から育成部門の技術委員長に風間八宏氏が就任すると発表した。これを受けて2日、オンラインで風間技術委員長の囲み取材が行われた。アカデミーの育成だけではなく、まずは指導者の育成にも力を入れることを説明し、先日急逝した元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナのような「ワクワクする選手を作りたい」と意気込んだ。

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 風間技術委員長は、1997年に桐蔭横浜大学で指導者の道を歩み始め、2008年には筑波大学の監督を歴任。そして、12年4月から川崎フロンターレを率い、17年から昨年9月まで名古屋グランパスで監督を務めていた。

 来季からはFW柿谷曜一朗やMF南野拓実(リバプール)を輩出したアカデミー部門の技術委員長に就任することが決定。与えられる仕事の内容については「指導者の育成、技術の向上をみんなでやっていきたい。それを子供たちに落として技術にフォーカスしていきたい」と説明した。

 C大阪は西の“名門”として育成に力を入れてきた。近年10年では柿谷や山口蛍(ヴィッセル神戸)、丸橋祐介、扇原貴宏(横浜F・マリノス)、杉本健勇(浦和レッズ)、南野、直近では今季のルヴァンカップ・ニューヒーロー賞を獲得した瀬古歩夢を輩出。だが、アカデミーからトップ昇格を果たしているものの、トップで活躍したり、海外進出する選手はなかなか出てきていない。そこで、風間氏に白羽の矢が立った。

 育成の発展を任された風間技術委員長は、将来的にマラドーナのような選手を育てていきたいと考えているようだ。

「見てワクワクする選手を作りだしたい。若い世代からワクワクしない選手はトップにいってもワクワクしない。残念なことに先日、マラドーナが亡くなったけど、ああいう選手は子供の時からお客さんが集まってくる。マラドーナは1人しかいないので、簡単には出ないけど、基本的な技術と、日本ではチーム戦術ばかり言われているけどそれを身につけるためには個人戦術が必要。知恵のある選手がたくさん出てきてくれればいいなと思います」

 契約は来年1月1日からで、今後は大阪に軸を置いて、活動[ftp_del]

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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