川崎、“勝てば優勝”も0-1敗戦 前半に退場&PK献上…アウェー大分戦で今季3敗目を喫する
前半途中にDF谷口が退場処分 後半は選手交代で挽回図るも、最後まで得点を奪えず
J1川崎フロンターレは21日、リーグ戦第28節大分トリニータ戦に敵地で臨んだ。勝てば現行の18チーム制になってから最速の優勝が決まる一戦だったが、0-1で今季3敗目を喫している。
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序盤は大分がボールを保持しながら川崎ゴールに迫る展開に。前半24分には大分が右サイドを完全に崩し、ペナルティーエリア内でMF町田也真人、FW伊佐耕平とつないで決定的なシュートを放つ。しかしこれは川崎GKチョン・ソンリョンが驚異的な反応でゴールを割らせなかった。
何とか反撃したい川崎だが、前半34分にはペナルティーエリア内のファウルでDF谷口彰悟がPKを献上。さらには手を使っての得点機会阻止でレッドカードも提示され、残りの時間を10人で戦うこととなった。このPKを大分MF野村直輝に決められ、川崎は0-1で前半を終えることとなった。
後半に入ると同時に、川崎は中村とFW長谷川竜也をベンチに下げ、MF田中碧とMF三笘薫を投入。さらに後半15分にはFW旗手怜央も投入し、得点を奪いに行く。数的不利ながら前半よりも迫力ある攻撃を見せ始めた川崎だが、大分も攻守ともに粘り強い戦いを見せて一進一退の攻防となる。
なかなかゴールに迫れない川崎は、後半31分にMF脇坂泰斗を投入。同33分にはDF山根視来に代えてFWレアンドロ・ダミアンを入れて、より前がかりな姿勢を明確にしていった。
ただ、それでも最後まで1点が遠く、0-1のまま敗戦。今季3敗目を喫し、優勝決定とはならなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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