ファン・ダイク大けが時のVAR担当審判、週末リバプール対レスターの担当から外れる

エバートン戦で大怪我を負ったリバプールDFフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
エバートン戦で大怪我を負ったリバプールDFフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】

担当を外れたクーテ氏はマンU対ウェスト・ハムの主審を務める

 今週末に行われるプレミアリーグ第9節リバプール対レスター・シティで、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の担当者が変更となることが決まった。先月のマージーサイド・ダービーでVARを務めて批判を浴びたデイビッド・クーテ氏が担当を外され、代わりにアンドレ・マリナー氏が務めると英衛星放送局「スカイ・スポーツ」などが報じている。

 クーテ氏は10月17日に行われたプレミアリーグ第5節のエバートン対リバプール戦でVARを担当したが、その判定が波紋を呼んでいた。

 この試合は開始3分でリバプールが先制する展開となったが、その直後にエバートンGKジョーダン・ピックフォードがクロスボールの処理で判断が遅れ、攻撃参加していたリバプールDFフィルジル・ファン・ダイクと接触。このプレーでファン・ダイクは右膝前十字靭帯損傷の大怪我を負ったが、直前にオフサイドがあったため、ピックフォードの危険なタックルは見逃され、ノーファウルの判定となった。

 この判定について、試合後にはファウルを見逃したVARのクーテ氏に対する批判や苦言が相次いでいた。そうしたなかで同氏は現地時間22日に行われるリバプール対レスター・シティの上位直接対決でもVAR担当に割り当てられていたが、その担当がマリナー氏に変更された。

 VARの担当を外れたクーテ氏は21日のマンチェスター・ユナイテッド対ウェスト・ハム戦の主審を務めるという。なお、担当が変更になった理由については明らかにされていない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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