香川が芸術ボレー弾含む有言実行の2発で「前任10番」超え! 代表通算25得点で歴代8位に浮上

15年9月以来の復活の2ゴール! 中村俊輔の通算24得点を抜く

 日本代表MF香川真司(ドルトムント)は、29日のロシア・ワールドカップのアジア2次予選シリア戦で2得点を決め、5-0の勝利に貢献した。「あの2点目が大きかった」と自画自賛の一撃を含む2発で、代表通算得点数を25に伸ばし、背番号10の前任者MF中村俊輔(横浜FM/24得点)を抜き、歴代得点記録で単独8位に躍り出た。

 日本は序盤からシリアを圧倒しゴールに迫るも、前半は決定力不足を露呈し、得点はオウンゴールによる1点にとどまった。後半に入ると、シリアの鋭い攻撃に手こずる場面も増えていたが、そうした不穏な空気を払拭したのが香川の芸術的な一撃だった。

 後半21分に本田からの浮き球を胸トラップした香川は、反転しながらボールの落下に合わせてタイミングを見計らい、左足のボレーシュートでネットを揺らした。欲しかった追加点を、華麗な身のこなしによるシュートで奪ってみせ、終了間際の同45分にもチーム5点目となるゴールを叩き込んだ。

「埼スタ、ホームであまりゴールできていなかったので、結果として決められて良かったと思います。なかなか2点目が入らないなかで、相手のカウンターが鋭かったので、あの2点目が大きかったと思います」

 

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