久保建英、ビジャレアルでの「ポジティブなこと」に現地注目 「出場機会は少ないが…」

ビジャレアルでプレーするMF久保建英【写真:Getty Images】
ビジャレアルでプレーするMF久保建英【写真:Getty Images】

期限付き移籍先のビジャレアルで出場機会は少ないものの、市場価値は下がらず

 日本代表MF久保建英は、今シーズン、レアル・マドリードからビジャレアルへ期限付き移籍した。しかし、ここまでは試合終盤での途中出場が多くなっている。レアル専門メディア「ディフェンサ・セントラル」は、出場機会の少なさを嘆きつつも、現状での「唯一のポジティブなこと」を伝えている。

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 今季のビジャレアルはリーグ戦9試合を終えて5勝3分1敗の暫定2位に位置している。そのなかで久保は全9試合に出場しているが、先発出場は後半17分に途中交代した第7節のカディス戦(0-0)のみ。それ以外の試合では30分以下の出場にとどまっている。

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)では3試合すべてに先発出場している久保だが、「ディフェンサ・セントラル」によると、ピッチ上で多くの経験を積むことを期待し、久保をビジャレアルに送り出したレアルは、ウナイ・エメリ監督の起用が十分でないと感じているという。

 そんな久保について、同メディアは「久保のビジャレアルへの期限付きで唯一のポジティブなこと」と見出しを打って注目。久保の市場価値が、シーズン開幕前から落ちていないことを指摘している。

 通常、選手が十分にプレーしていなければ、市場価値は落ちていく。しかし、久保については「ビジャレアルに期限付き移籍してからも、1ユーロも市場価値が落ちていない。3000万ユーロ(約37億円)のままだ。シーズン序盤、エメリ監督が与えた出場機会は少ないが、彼の名声が落ちていないことを意味している」と伝えられている。

 今よりも多くのプレー機会が与えられ、結果を残すことができれば、若手の成長株である久保の市場価値は急上昇していく可能性もある。リーグ再開後の活躍に期待したい。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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