J1首位の川崎、鹿島と1-1ドロー 2位と勝ち点“14差”に広げるも…18日の優勝決定は消滅

川崎は鹿島とのアウェー戦で引き分けた【写真:小林 靖】
川崎は鹿島とのアウェー戦で引き分けた【写真:小林 靖】

前半に脇坂のゴールで先制も、後半エヴェラウドに被弾

 J1リーグ首位を独走する川崎フロンターレは、14日にアウェーで第27節鹿島アントラーズ戦に臨み、1-1で引き分けた。これで勝ち点を「69」に伸ばした川崎は、この日敗れた2位ガンバ大阪との勝ち点差を「14」に広げている。

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 3日の前節で北海道コンサドーレ札幌に0-2で敗れ、連勝記録が「12」でストップした川崎だったが、仕切り直しとなった敵地での鹿島戦で序盤から攻勢を仕掛けていく。スコアが動いたのは前半18分だった。鹿島MFファン・アラーノのバックパスをMF脇坂泰斗が自陣で奪うと、そのままドリブルで持ち上がりペナルティーエリア手前で右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートがゴール右隅に吸い込まれ、川崎が1-0と先制した。

 その後は鹿島に押し込まれる時間帯があったものの、粘り強い守備ではね返していく。だが後半30分、サイドからのクロスを鹿島FWエヴェラウドがヘディングシュート。これは一度GKチョン・ソンリョンが防ぐも、エヴェラウドに押し込まれ同点に追いつかれた。

 その後も白熱の攻防を演じるもスコアは動かず、試合はこのまま1-1で終了。川崎は今季の成績を22勝3分2敗とし勝ち点を「69」に伸ばした。この日、2位G大阪がベガルタ仙台に0-4で敗れたため、勝ち点差は「14」に広がったが、18日に先行開催となる第30節の横浜F・マリノス戦での優勝の可能性はなくなっている。

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