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欧州挑戦の19歳FW斉藤光毅、新天地ロンメルの監督が期待 「才能豊かな若者が…」
ベルギー2部ロンメルの「30人目の選手」と現地紙注目 マニング監督のコメントも紹介
J1リーグの横浜FCに所属するFW斉藤光毅が、ベルギー2部のロンメルSKに完全移籍することが両クラブから発表されたが、19歳の日本人アタッカーに対する注目度が現地メディアの間でも高まっている。
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横浜FCの下部組織出身の斉藤は、2018年7月21日のJ2第24節FC岐阜戦でクラブ史上最年少となる16歳11カ月11日でプロデビューを飾ると、翌年4月3日のJ2第7節愛媛FC戦でプロ初得点。今季もここまでJ1リーグ25試合に出場して3ゴールをマークしている。
ベルギー紙「Het Belang van Limburg」では、「この日本人がロンメルの30人目の選手に」と題した記事で、今年5月にマンチェスター・シティや横浜F・マリノスなどが所属するシティ・フットボール・グループ(CFG)に買収されて以降、積極的に補強を進めているロンメルの動向を伝えるとともに、斉藤のロンメル加入の詳細についても触れている。
同紙によると、斎藤とロンメルとの契約期間は2025年6月まで、今回の移籍で発生した移籍金は推定220万ユーロ(約2億7000万円)であるという。
また、同紙はロンメルの指揮官であるリアム・マニング監督のコメントも紹介している。同監督は斉藤について、「コウキを我々のグループに迎え入れることができて嬉しい。この才能豊かな若者がさらに成長していくのを楽しみにしている」と移籍が無事に成立した喜びと斉藤への期待を口にし、さらに「彼が横浜FCで過ごす残りの月日の中で、引き続き良いプレーを見せてくれることを願っている。個人的には彼から日本語も少し学んでみたい」とも語り、斉藤のチーム合流を心待ちにしている様子を窺わせた。
斉藤が来年1月から加入するロンメルSKは、日本代表MF伊東純也の所属するヘンク、さらに日本代表GKシュミット・ダニエルらを擁するシント=トロイデンと同じベルギー東部リンブルフ州に本拠を構えるクラブで、今季はベルギーリーグ2部に所属。ここまで10試合を終えて4勝2分4敗(勝ち点14)で3位につけている。