世界的にも希少な「両利きベストイレブン」を英紙が選出 元Jリーガーの名前も…

キック精度に定評のある香川同僚も選出

 センターバック(CB)の1人目はドルトムントのドイツ代表DFのマッツ・フンメルス。右利きだが左CBとしてプレーすることが多く、左足から対角線上に放つロングフィードはフンメルスが得意とするプレーの一つだ

 CB2人目はウェスト・ブロムウィッチの北アイルランド代表DFジョニー・エバンス。前所属のマンチェスター・ユナイテッドでも出場時の大半は左CBとして起用され、左SBでもプレーしているため左利きと勘違いされていたことがあるようだが、利き足は右で、両足を使いこなす。

 ボランチにはスウォンジーのオランダ代表MFレロイ・フェルとユベントスのブラジル代表MFエルナネス。フェルは両利きというだけでなく、元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ(ニューヨーク・シティFC監督)とも比較される万能型MFとして存在感を発揮する。エルナネスもブラジル時代からその左右両足のキックを絶賛されてきた。インテルでプレーしていた昨季は、右足でも左足でも直接フリーキックを決めるという離れ業をやってのけた。

 トップ下として選出されたアーセナルのスペイン代表MFサンティ・カソルラは、エルナネス同様にセットプレーを左右両足で蹴ることで知られている。流れの中では、正確なパスで攻撃陣を司る。

 

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