久保建英の「活躍に満足しているのは確か」 エメリ監督が2得点に絡む働きを評価
バッカの2点目を演出し、チーム3点目の起点となった久保をエメリ監督は会見で評価
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、現地時間5日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)第3節マッカビ・テルアビブ(イスラエル)戦でアシストをマークするなど2得点に絡む活躍で、4-0の勝利に貢献した。EL3試合連続でスタメン起用したウナイ・エメリ監督は試合後の会見で、「成長、活躍に満足しているというのは確か」と評価するコメントを残している。クラブ公式ツイッターが会見の模様を動画で公開している。
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EL3試合連続スタメンとなった久保は、4-4-2の右サイドハーフで出場。前半4分にコロンビア代表FWカルロス・バッカのゴールで先制したなか、久保も前半14分、37分とペナルティーエリア内に侵入してゴールに迫るなど、随所に局面に顔を出してリズムを作った。
久保に最大の見せ場が訪れたのは後半6分、ペナルティーエリア手前右でボールを持つと、ファーサイドのバッカへ狙いすましたクロスを供給。これをバッカが相手GKともつれながらねじ込んで追加点を挙げた。
今大会3つ目のアシストを記録した久保は、後半26分にも右サイドで相手とのデュエルを制してボール奪取。久保を起点にMFアレックス・バエナがバッカのヒールパスを流し込んでネットを揺らし、リードを3点に広げた。ビジャレアルは試合終盤にも追加点を奪い、4-0で快勝を飾った。
リーグ開幕6試合連続ベンチスタートから一転、10月22日のELグループステージ第1節スィヴァススポル戦(5-3)以降、公式戦4試合中3試合でスタメンと風向きは確実に変わりつつある。
エメリ監督も試合後の会見で、久保の出来について問われ、「クボは(チームレベルで)いろんな3ポジションでやるというアイデアをもう一歩進め、出場時間と経験を積み重ねる、グループの中で快適さを感じる、適応や違ったポジションで起用するといったことをやっている。彼の成長、日々の練習、活躍に満足しているというのは確か。たぶんより良いことをしていると思う」と評価している。
出場時間が増えているだけに、ゴールでもアピールしていきたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)