“左の久保”継続か、浅野抜擢か…中島未招集で残る“2列目問題” 森保監督「あえてスペシャリストを…」

11月の2連戦では4バックか3バックか… 2列目“左サイド”がキーポイント

 先月のオランダ遠征では、カメルーン戦において前半は「4-2-3-1」の布陣で臨んだものの、後半からは森保監督がサンフレッチェ広島時代に採用していた“代名詞”とも言えるシステム「3-4-2-1」に変更。左の“スペシャリスト”をなかなか招集できない台所事情もあり、会見のなかでの発言「あえてスペシャリストを呼んでいないわけではない」と紐づいてくるのだろう。

 前回はその代役に久保を抜擢したが、今回も再び久保に期待を寄せるのか――。そのなかで、11月はFW浅野拓磨(パルチザン)が復帰した。オランダ遠征の際は地域事情で招集が見送られたが、チームでは昨季主に左サイドハーフを務めて23試合4得点。今季は右サイドを主戦場に12試合6得点と好調を維持しており、海外で技術に磨きをかけるなかで左サイドハーフでの起用も考えられる。

 10月は攻撃陣の不発により、多くの課題が残った。「3-4-2-1」の布陣は一つの解決策となるのだろうが、さらなる競争を促すためにも“2列目左”がカギを握るのは間違いなさそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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