「このチームで一番良くない入り」 城福監督、“魔の3分間”の不用意な失点を悔恨

サンフレッチェ広島で指揮を執る城福浩監督【写真:高橋 学】
サンフレッチェ広島で指揮を執る城福浩監督【写真:高橋 学】

前半3分に簡単に先制を許す苦しい展開 前回対戦の反省を生かせずドローに終わる

 サンフレッチェ広島は、3日に行われたJ1リーグ第26節・浦和レッズ戦で1-1の引き分けに終わった。前半3分に先制ゴールを許す展開に、城福浩監督は「自分が経験したなかで、このチームで一番良くない入りをした」と、立ち上がりを悔やんだ。

 試合は前半3分に、浦和がFWマルティノスのラストパスからFW興梠慎三が先制ゴールを奪う展開だった。その後は広島が攻撃回数を増やしたものの、なかなか同点ゴールは奪えず。後半31分にFWレアンドロ・ペレイラが同点ゴールを奪い、勝ち点1にとどまった。

 8月に対戦した浦和のホームゲームでは、前半5分に浦和が先制。その後の時間は浦和陣内で広島が攻撃する試合だったが、1-0で浦和が勝利していた。その記憶があるだけに、城福監督は試合後のオンライン会見で「あまりにも悔しくて冷静ではない」と話すほど。そのうえで、似たような試合展開を招いた試合の入りを悔やんだ。

「まず反省しないといけないのは試合の入り。自分が経験したなかで、このチームで一番良くない入りをした。そこから失点して、ずっと追いかける展開はアウェーの浦和戦と同じ。本当に最悪の入りだった。あのような試合運びをしては勝ち点3を取るのは簡単でないと分かっていたはずなので、あの入りがすべてだった。点を取られると浦和さんの引いた力を我々は思い知らされているので。チャンスは作れると思っていたが、なぜあの入りをしたのか、自分でもちょっと受け入れられない」

 広島にとってみれば、今季の浦和戦は試合内容だけ見れば2試合で勝ち点6を奪っていてもなんら不思議がなかった。しかし、現実には勝ち点1にとどまった。その要因が、不用意に与えた試合開始直後のゴールだったのは間違いのないだろう。

 城福監督は終始、この試合の入りについてのコメントを続けていた。それだけに、広島にとっては“魔の3分間”になってしまったのかもしれない。

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