イニエスタの正統後継者? バルサ17歳俊英、ユーベMF“無力化”突破を海外称賛「輝かしい」
CL大一番でバルサ17歳MFペドリが躍動、対峙したクアドラードらを翻弄
バルセロナは現地時間10月28日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でユベントスと対戦し、敵地で2-0と勝利して2連勝を飾った。グループG最大のライバルとの大一番に先発起用された1人が、今夏ラス・パルマスから加入したMFペドリだ。弱冠17歳の新鋭が試合中に見せた華麗なドリブル突破をバルサ公式インスタグラムが公開すると、ファンから「イニエスタ2.0」「この男は魔法使いだ」など様々な反響が寄せられている。
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ペドリは、バルサにとって今季初陣となった9月27日のリーガ・エスパニョーラ第3節ビジャレアル戦(4-0)で途中出場し、いきなり新天地デビューを果たすと、ここまでの公式戦全8試合に出場。リーガ第7節のレアル・マドリード戦(1-3)、CLグループステージ第2節ユベントス戦とビッグマッチでスタメン起用されるなど、ロナルド・クーマン監督の信頼を勝ち取りつつある。
スペイン代表FWアンス・ファティとともに“17歳コンビ”として注目度を高めるなか、バルサ公式インスタグラムが公開したのはユベントス戦での3つのドリブル突破シーンだ。いずれも左サイドのタッチライン際で見せたもので、一つ目はハーフウェーラインを越えたところでユベントスMFアドリアン・ラビオとMFフアン・クアドラードからプレッシャーを受けるが、右足裏でボールを引きながら左回転し、華麗に2人を置き去りにした。
2つ目のシーンでは縦パスを受ける瞬間、自身の背後からクアドラードが迫った気配を察知し、右足を引きながら右回転してトラップ。タッチラインぎりぎりのところを縦に抜け出した。最後のシーンではクアドラードと向き合い、相手がプレスをかけにきた瞬間に右足でボールを浮かせて“無力化”している。
いずれも高度なテクニックと冷静な判断力が光るプレーであり、スペイン1部デビューを果たしたばかりの17歳とはとても思えないものだ。この動画は公開から約1日で340万回以上も再生されており、コメント欄には「新型イニエスタ」「イニエスタ2.0」「未来」「輝かしい」「クアドラードにとっては悪夢」「この男は魔法使いだ」といった声が寄せられていた。
昨季12年ぶりの無冠に終わったスペインの名門にとって、復活を期す今シーズン。クーマン監督の下で躍動する17歳MFへの注目度は高まるばかりだ。