代表2点目まで足りなかったあと一歩 成長を続ける原口が悔やむバー直撃弾

アフガニスタン戦に右サイドハーフで先発フル出場

 ビッグチャンスさえ決められれば、素晴らしいゲームだった。24日のロシア・ワールドカップアジア2次予選アフガニスタン戦に先発フル出場した日本代表MF原口元気(ヘルタ・ベルリン)は、前半に2度の絶好機を得ながらも決め切れず。試合を通しては悪くない内容のプレーだっただけに、ゴールという結果が欲しいゲームとなった。

 直前のリーグ戦インゴルシュタット戦で、21試合ぶりのゴールを決め、気持ち良く代表に合流した。試合前日のみだった新システムの確認を経て、ダイヤモンド型に構成された中盤の右サイドハーフで先発した。

 ヘルタでは主にサイドに張ってから中央に進出していくが、前所属の浦和では1トップの下の2シャドーでのプレーを経験してきた。それもあってか、試合の流れに応じてサイドに張るのか、中央に進出するのかという判断はスムーズだった。違いは、自身の前にすでに3人から4人のアタッカーがいる状態だったこと。それもあって、リンクマンとしての役割も求められた。

「切り替えでボールを奪うとか、そういうところはやれていたと思う。ヘルタではもっと中に入っていくけど、今日はセカンド(ボール)を拾う感じだったので」

 

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