5得点大勝に“ドヤ顔”のハリル監督 FW陣を絶賛しオプションにも手応え

狙い通りの長身FWハーフナー活用法

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が24日のアフガニスタン戦で先発し1得点1アシストを決めたFW金崎夢生(鹿島)と、途中出場で金崎のゴールをアシストしたFWハーフナー・マイク(デン・ハーグ)の活躍を絶賛している。

 昨年11月のシンガポール戦で代表初ゴールを決めた金崎はプレミアリーグのレスターで活躍中のFW岡崎慎司と2トップで先発出場を果たした。一方、身長194センチの高さを誇るハーフナーは後半27分に岡崎と交代で途中出場。2013年10月のアルベルト・ザッケローニ元監督時代のベラルーシ戦以来、891日ぶりの代表のピッチを踏みしめた。

「マイクを使うときは空中戦と、頭で折り返すという彼の長所を生かすことを考えた。日本代表はここ数年、このようなプレーが習慣化されていなかった。彼へのセンタリングを多くしたが、これはオプションだった。W杯予選の厳しい中で、こういうオプションを試すことができた。2トップを使うときは、1人がパス、1人が点を取るという補完関係も必要だ。とにかく、今日はチームスピリットが素晴らしかった。たくさんの喜びもあったし、野心があった。たくさん要求したアグレッシブさが出た。森重、吉田、清武、(香川)真司、みんなそうだ。それもまた、我々にとって新しいことだった」

 ハリルホジッチ監督はこう語った。後半33分、清武弘嗣(ハノーバー)のクロスをハーフナーがヘディングでポスト。これを金崎が押し込むという一連の流れは指揮官の狙いとしたハーフナー活用法の狙い通りだった。

 

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