「本当に気の毒」 アーセナル“戦力外”のエジル、元主将が複雑な心境「結婚してから…」
プレミアとELで登録メンバー外 元同僚のメルテザッカー氏が現状を嘆く
アーセナルの元キャプテン、ペア・メルテザッカー氏が戦力外となっている不遇の元ドイツ代表MFメスト・エジルについて、結婚を機にプレーに対する姿勢が変わったと語っている。「使われていないのは本当に気の毒」と、現在の境遇に同情するコメントも残している。
エジルは今年3月7日のウェストハム戦を最後に、公式戦出場から遠ざかっている。今季は契約最終年となるが、プレミアリーグとUEFAヨーロッパリーグ(EL)の出場登録メンバーから外れるなど、完全に戦力外となっている。
そんなエジルの境遇を元チームメートのメルテザッカー氏は、複雑な心境で見つめているようだ。英紙「デイリー・メール」によれば、同氏はポッドキャスト番組「Klick and Rush」でエジルについて語ったという。
「ピッチ外で多くのことが変わってしまった。彼は結婚し、家族を持った。フォーカスするものが変わってしまったんだろう。それでも彼はハッピーで、フットボールをプレーしたいと思っている」
メルテザッカー氏は、プライベートでの変化がプレーに臨む姿勢に影響を及ぼしているのでは、と語っている。それでも、同氏は代表チームとクラブの両方でエジルとともにプレーした間柄で、身近に接してきたからこそ出場機会を与えられない元同僚の状況に思うところがあるようだ。
「彼は私が3つのチームで一緒にプレーした唯一の選手だ。ブレーメン、アーセナル、そしてドイツ代表。だからこそ、彼が使われていない現状は本当に気の毒に思うよ」
プレミアリーグとELのメンバー登録から外れたことでアピールのチャンスすらも与えられず、受難の時を過ごしているエジル。再びプレミアリーグのピッチで輝く姿を見ることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1