チェルシー、現役引退のチェフをコロナ禍の予防措置で“緊急”登録 選手契約は結ばず

チェルシーで選手登録されたチェフ【写真:Getty Images】
チェルシーで選手登録されたチェフ【写真:Getty Images】

昨年5月に現役引退したなかで、プレミアリーグの登録メンバー25名入り

 イングランド1部チェルシーは、昨年に現役引退した元チェコ代表GKペトル・チェフをプレミアリーグの出場メンバーに登録したことを発表した。新型コロナウイルス禍での緊急事態に急遽登録されたという。

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 チェフは2004年にチェルシーに加入し、10年以上にわたって中心選手として活躍。2015年にアーセナルへ移籍し、昨年5月に現役を引退していた。引退後はチェルシーでテクニカルアドバイザーの職に就いていたが、再び選手としてプレーする可能性が浮上している。

 チェルシーは現地時間20日にプレミアリーグに出場する25名の登録メンバーを公式サイトで発表。そこでチェフが緊急時用のGKとしてメンバーに登録されたことが明らかにされた。なお、チェフは選手としての契約は結んでいない。

 チェルシーのGK陣にはスパイン代表GKケパ・アリサバラガ、アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロ、今夏の新戦力セネガル代表GKエドゥアール・メンディと実力者が揃うが、新型コロナウイルスの感染拡大による情勢を踏まえ、予防措置としてチェフが登録されたという。

 現役引退から1年半が経過し、38歳となったチェフ。チェルシーで公式戦300試合以上に出場し、13ものタイトルを獲得してきたレジェンドが再びピッチに立つことはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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