マンUポグバ、元同僚MFがスタメン落ちを擁護 「すべてのスキルと才能がある」
PSGエレーラはポグバを世界最高の選手の一人と評価「誰も彼のような選手はいない」
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、現地時間17日に行われたプレミアリーグ第5節のニューカッスル戦(4-1)でスタメンから外れた。元チームメイトのスペイン代表MFアンデル・エレーラ(パリ・サンジェルマン)はパグバを世界最高の選手の1人と擁護した。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。
ユナイテッドの下部組織で育ったポグバは2011年にトップチームへ昇格。翌12年にユベントスに移籍すると、4年間にわたってレギュラーとして活躍し世界トップクラスの選手として評価を高め、16年夏に当時の史上最高額となる移籍金でユナイテッドに復帰した。
復帰後は負傷などの影響で満足のいくキャリアを送れず、昨夏には移籍希望を公にしたとも伝えられていたポグバだったが、昨季は新型コロナウイルスの感染拡大による中断期間が明けてリーグが再開し、今年1月に加入したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスとのコンビが解禁されると見違えるほどの好パフォーマンスでチームに貢献。最終的にユナイテッドは3位に入り、UEFAチャンピオンズリーグ出場権も獲得した。
ところが、今季はスタートからコンディションに苦しめられていて、ここまでカラバオカップ(リーグカップ)で1アシストを記録したのみの公式戦ノーゴール。前節のニューカッスル戦ではついにスタメン落ちとなった。
しかし、エレーラは「彼はすべてを兼ね備えていて、誰も彼のような選手はいない。1対1でも、ボックス・トゥ・ボックスでも、なんでもできる。すべてのスキルと才能があり、最高の1人となるタレントを持っている」と擁護した。
また、チームについても「サー・アレックス・ファーガソンがいた時と比較するのは簡単なことではない。選手たちにも監督にもフェアじゃない。でも彼らは進歩しているし、正しい選手と契約している。後ろではなく、前に進んでいると思う」と述べ、オレ・グンナー・スールシャール監督の下で正しい方向を向いているとの見解を示している。
(FOOTBALL ZONE編集部)