柏ネルシーニョ監督、浦和の同点弾“判定”に不満もらす 「勝ち点2を失うのはとても痛い」

柏のネルシーニョ監督【写真:小林 靖】
柏のネルシーニョ監督【写真:小林 靖】

1-0の後半14分、FW興梠に被弾も… 「ゴールが認められてしまった」

 柏レイソルのネルシーニョ監督は、14日のリーグ第22節でホームに浦和レッズを迎えて1-1で引き分けた試合後、「ああいったジャッジで勝ち点2を失うのはとても痛い」と判定に不満を述べた。

 柏は前半のうちにMF江坂任が先制点を奪った。そして後半14分、浦和にコーナーキックを与えたピンチが問題の場面になった。中央に入ったボールに浦和DF槙野智章がヘディングシュートを放つと、それがゴールポストに当たってMF汰木康也のところへこぼれ、汰木のシュートをFW興梠慎三が押し込んでのゴールになった。

 この時、主審は副審と確認の末にゴールを認めたが、槙野のシュート時に汰木がオフサイドポジションにいたように見えたこと、そして興梠が肩で押し込んだプレーがハンドの反則に見えたことがあり、柏は猛抗議をする顛末になった。

 ネルシーニョ監督は「レフェリーのジャッジもあり、副審との協議でゴールが認められてしまった。我々としては、ああいったジャッジで勝ち点2を失うのはとても痛い」と、判定への不満を隠さなかった。試合内容の部分では、浦和に20本のシュートを許した上に決定機を何度も作られて苦しいゲームだったのは間違いないが、このジャッジは最終的に試合の行方を左右した得点シーンのものだった。

 本来、J1では今季からビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入が決定されていて、2月の開幕戦でデビューもしていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で中断したリーグの再開から、今季は導入が見送られている。

 VARがあれば、汰木のポジションや興梠のプレーに関してはハッキリとした見解が示され、最終的な判定がどちらであっても納得感は増しただろう。様々な要素の絡む複合的な状況ではあったものの、ネルシーニョ監督にとっては納得のいかない勝ち点1になってしまったようだ。

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