“オール欧州組”の日本代表で「残念だった」のは? 「カメルーン戦出場15人」を金田喜稔が採点

カメルーン戦での日本代表を選手別で採点【写真:Getty Images & ©JFA】
カメルーン戦での日本代表を選手別で採点【写真:Getty Images & ©JFA】

約10カ月ぶりの代表戦、原口は「もっと良い意味で我を出していい」

 森保一監督率いる日本代表は現地時間9日、オランダ・ユトレヒトで開催された国際親善試合でカメルーンと対戦。昨年12月のE-1選手権以来、約10カ月ぶりとなる国際Aマッチに臨んだが、0-0のスコアレスドローに終わった。前半はMF南野拓実を中心に攻めるも、なかなか決定機を作れず。後半に入ってシステムを3-4-2-1に変更し、MF久保建英、MF鎌田大地らを投入したが、最後までゴールを奪うことができなかった。

 史上初となる“オール欧州組”でアフリカの強豪と対戦した2020年“初戦”を、識者はどのように見たのか。「天才ドリブラー」として1970年代から80年代にかけて活躍し、解説者として長年にわたって日本代表を追い続ける金田喜稔氏が、この試合に出場した全15選手を5段階で評価(5つ星が最高、1つ星が最低)。久しぶりの代表活動により、特に攻撃面でリズムを生み出せないなか、アフリカ勢との“個の勝負”で一歩も引かず無失点に抑えた守備陣の奮闘を称えた。

   ◇   ◇   ◇

<FW>
■大迫勇也(ブレーメン)=★★

 新型コロナウイルスの影響で代表チームの編成が長期間できなかったため、今回の遠征で連係面にチグハグさが出てしまうのは致し方ない部分はある。森保監督になってからの日本の攻撃は、後方からのくさびのパスを1トップの大迫が2列目の選手に落としてからスピードアップしていくが、カメルーン戦では出し手とのタイミングが微妙に合っていなかった。そうした“安心感”を生み出せず、後半4分の決定機ではヘディングシュートを枠に飛ばせず。後方から良いタイミングでパスが入らず、大迫にとってはリズムを掴みにくい試合だったとはいえ、1トップの絶対的な存在としてはやや残念なパフォーマンスだった。

<MF>
■原口元気(ハノーファー/→後半41分OUT)=★★★

 攻撃にスイッチを入れる中島翔哉(ポルト)が不在という状況は、2019年1月のアジアカップと同じ。その分、当時と同じく左サイドハーフに入る原口に期待をしていた。ドイツ2部でも好調で、ロシアW杯組の1人としてどのように攻撃をリードしてくれるのかと見ていたが、少し物足りなかった。周りのことを考えたプレーは相変わらずできるし、守備面でもハードワークができる。後半に左ウイングバックに移行しても、しっかりと上下動していたが、もっと良い意味で我を出していいのではないかと感じる。仕掛けの場面で原口らしいスタイルを、次の試合で起用された際には見せてほしい。

金田喜稔

かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

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