直近5戦4敗のC大阪、監督は攻撃の機能不全を悔恨「なぜゴールに向かえなかったのかは…」
前半はシュート1本のみ ロティーナ監督はハーフタイムに改善を試みるも不発に終わる
セレッソ大阪は10日、J1リーグ第21節で名古屋グランパスと対戦し、敵地で0-1と敗れた。なかなか攻撃の形を作れず、シュート4本に封じ込まれたなか、後半アディショナルタイムに決勝弾を奪われる悔しい結果に、ロティーナ監督は「なぜ、ゴールに向かえなかったのかは分からないですが…」と悔しさをにじませた。
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C大阪は両サイドにMF清武弘嗣、M坂元達裕、2トップにFW柿谷曜一朗とFWブルーノ・メンデスを配置したが、前半はボールを握りながらもシュート1本のみと攻撃の形を見出せなかった。
後半はより一一進一退の攻防となったなかで、後半アディショナルタイムにFWマテウスにねじ込まれて失点。こらえきれずに0-1で敗れ、直近5試合で4敗目となった。
ロティーナ監督は試合後のオンライン会見で、「前半は我々にとっていい内容で、ゲームを支配できていました。ゴールだけが足りなかったのですが、チームの出来には満足しています。後半は、より拮抗した試合になって、相手がゲームを支配する時間帯もあったのですが、それほどダメージは与えられていなかったなかで、90+1分での失点は、とても痛い敗戦になりました」と悔やんだ。
ハーフタイムには攻撃の修正を図るべく指示を出したというが、上手く結果にはつながらなかったという。
「前半、いいボールの動かし方はできていたのですが、シュートやクロスが少なかった。後半に向けて、よりゴールに向かっていくことを強調したのですが、なぜゴールに向かえなかったのかは分からないですが……、修正して、次のゲームに向かっていきたいと思います」
8月23日の第12節ベガルタ仙台戦(2-1)から6連勝を飾るも、その後の5試合では1勝4敗と失速。首位・川崎フロンターレとは勝ち点17ポイント差をつけられてしまった。14日に行われる第22節・湘南ベルマーレ戦で立て直すことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)